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事業案内

■配管工事の工程についてご紹介いたします
株式会社中園設備は、各種一般の配管工事からプラント設備向け空調・給排水処理・空調・消火設備など、幅広く対応しております。
工場や各種プラントなどの大規模から小規模の施工や修理、改修メンテナンス工事など配管工事全般承ります。
定期点検工事では、設備の性能を維持するための定期的な設備の分解点検、修繕、検査・診断、試験調整など安全に稼働するよう徹底したメンテナンスを行います。
また、安全性を配慮したエネルギー管理・騒音、防音対策をはじめ、土木工事、溶接工事などの高い専門性が要求されるプラントなど工事を経験と豊富な実績で培ったノウハウ・技術でご対応いたします。
配管工事の一般的な工程について、準備段階から施工、そして完了までを順を追って分かりやすくご紹介します。
配管工事は、建物の種類(戸建て住宅、マンション、ビル、工場など)や配管の用途(給水、排水、ガス、空調、プラントなど)によって内容は異なりますが、基本的な流れは共通しています。
配管工事は、大きく分けて「準備段階」「施工段階」「検査・完了段階」の3つのステップで進められます。
1. 準備段階
1.施工計画・施工図の作成
設計図書に基づき、配管ルートや工法を定めた『施工計画書』と、詳細な寸法を記 した『施工図』を作成します。
2.官公庁への申請
水道局や下水道局、消防署など、関連する官公庁へ必要な申請書類を提出し、許可を得ます。
3.材料の準備・加工
施工図を基に、工事で使う資材の発注・搬入と、配管の切断や曲げなどの事前加工を行います。


2. 施工段階
4. 墨出し(すみだし)
施工図を基に、配管や支持金具を取り付ける正確な位置を、床や壁などにマーキング(墨 出し)します。工事全体の精度を左右する重要な工程です。
5.支持金具の取り付け
配管を固定・支持するため、墨出しした位置に、重量や地震を考慮して支持金具を強固に取り付けます。
6.配管の敷設・接続
加工された配管を、設計されたルートに沿って設置します。配管同士は、ネジ込み、溶接、フランジ接続、接着など、管の種類や用途に応じた方法で確実に接続します。

7.機器との接続
給湯器、ポンプ 、トイレ、エアコンの室外機・室内機といった各種設備機器と配管を接続します。
8.保温・保冷・塗装工事
給湯管や冷水管など、温度維持のためにはグラスウールなどの保温・保冷材を、識別や防錆のためには塗装を、それぞれ配管に施します。
3. 検査・完了段階
9.耐圧・漏洩試験
配管内に水や空気で圧力をかけ、接続部などから漏れがないか、規定の圧力に耐えられるかを確認する非常に重要な試験です。
10.配管内の洗浄(フラッシング)
配管内部に残っているゴミや油、サビなどを水や空気で洗い流し、清浄な状態にします。特に給水管などでは衛生を保つために必須の作業です。
11.官公庁による検査
水道局や消防署などの担当者による完了検査を受け、申請通りに工事が行われているかを確認してもらいます。
12.試運転・調整
全ての工事完了後、実際に水やガスを流したり、空調を稼働させたりして、システム全体が正常に機能するかを確認し、必要な調整を行います。
13.お引き渡し
全ての検査・調整が完了したら、お客様に工事内容を説明し、取扱説明書や保証書などと共に設備をお引き渡しして、工事は完了となります。



